高橋さんライチョウ写真集 諏訪市教委に寄贈

LINEで送る
Pocket

ライチョウの生態を紹介する写真集を諏訪市教育委員会に寄贈した高橋広平さん=諏訪市役所

ライチョウの生態を追う写真家、高橋広平さん(41)=安曇野市=が26日、県内山岳地域を中心に撮影した自身の写真集「雷鳥」12冊を諏訪市教育委員会に寄贈した。貴重な冬の姿など四季を通じた様子を見ることができる。高橋さんは「県鳥なのに意外と知られていないライチョウのことを知ってほしい」と願いを込めた。

北海道出身の高橋さんは2007年に北アルプス登山中にライチョウと出合い、「一目ぼれした」という。山小屋で働きながら写真の腕を磨き、独立した。17年に発刊した初の写真集「雷鳥」はB5判、80ページ。母鳥とひなを1枚に収めた作品や木の芽をついばむ雄など雄大な自然の中で生息する姿を主体に90枚余を掲載している。

県内すべての小中学校に贈る計画を立てており、6月に地元安曇野市から寄贈を始めた。諏訪市は4自治体目で諏訪地域では初めて。同市では18年2~3月に作品を出展した展覧会「シンビズム」に合わせ、当時の高島小学校3年生と交流するなどの縁があるという。

市役所を訪れた高橋さんから寄贈を 受けた小島雅則教育長は「大変ありがたく、子どもたちも喜ぶと思う。自然への関心が高まれば」と感謝した。高橋さんは取材に「知ることは興味を持つことにつながる。周りの動植物にも目を向けてほしい」と話した。

寄贈された本は市立11小中学校と市が運営する児童福祉施設「蓼科保養学園」に配る。

おすすめ情報

PAGE TOP