日本画で誘うエジプト 藤森弘正さんが個展

LINEで送る
Pocket

エジプトをテーマに日本画展を開く藤森さんと作品

辰野町平出の藤森弘正さん(84)が8月2~4日、辰野中学校前の旧山寺文具店を改装した自宅ギャラリーで、日本画展「エジプト幻遊展」を開く。昨年春の閉店から1年余りを経て、意欲も新たに企画した2度目の個展。旅先で心ひかれた神殿やピラミッドなどを描いた作品約60点を飾り、美術の魅力を発信する。

藤森さんは日本現代美術家連盟会員で、これまでに辰野美術会会長などを歴任。約60年にわたって日本画を描き続けてきた。昨年春に長く営んだ店舗を閉め、地域の文化拠点としてギャラリーに改装。秋には辰野中の文化祭に合わせて念願の個展を開催した。

今回の作品は、諸国外遊で最も感銘を受けた2009年訪問のエジプトがテーマ。8~30号に色紙を加えた各サイズで、旅先でのスケッチを基にアブ・シンベルの大神殿、ギザの三大ピラミッド、スフィンクス像などを迫力たっぷりに描いた。岩絵の具を何層にも重ねて描くことで、建造物の独特な質感や空の奥深い青色を表現している。

藤森さんは「見に来てくれる人たちが、エジプトへの旅情を抱くような展示になれば。大好きな絵を描けるのは人生の喜び。できるだけ長く続けて、ギャラリーも開放していきたい」と話している。

入場無料。午前9時~午後6時。辰野中の協力で同校駐車場を利用できる。問い合わせは同ギャラリー(電話0266・55・3184)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP