2019年8月1日付

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カレーライスが嫌いな人はほとんどいないだろう。この時期は夏野菜が入った辛いカレーが食べたくなる。多めにこしらえて翌日食べるカレーがまた旨い。家計調査をみても夏場はルーの消費量が伸びる。キャンプの定番でもある▼一晩寝かせた2日目のカレーには注意が必要な季節。ウエルシュ菌食中毒である。カレーなどの煮込み料理を鍋で常温放置しておくと増殖する恐れがある。夏場は熱が冷めにくいため、増殖する温度帯が長く保たれるらしい▼あら熱が取れたら小さな容器に移し替え、翌日分はすぐに冷蔵保管するのがいいという。ウエルシュ菌は空気が苦手。2日目は鍋の底まで入念にかき混ぜながら、しっかり煮立つまで再加熱する。過去にこれらの予防法を保健所から教わった▼県内もようやく梅雨明けした。レジャーもこれからが本番。バーベキューでは肉を扱うトングや菜箸を用意したい。これらを食事で使う人はまずなく、箸の使い分けが確実にできるからだ。食中毒を起こせば楽しい思い出が台無しになってしまう▼家庭のカレーで使う肉は東日本は豚、西日本は牛が多いようだ。甲信越は拮抗か。家畜伝染病が発生するたびに風評被害が農家を苦しめているが、仮に感染した肉を食べたとしても人体に影響しない。冷静な行動が必要だし、消費することが畜産農家の応援になる。肉も野菜もたっぷりのカレーが食べたくなってきた。

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