伊那西高の野澤さん県展入賞 11人も入選

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第68回県美術展で入賞した野澤知香子さん(前列右から3人目)と入選したクラブ員

第68回県美術展で入賞した野澤知香子さん(前列右から3人目)と入選したクラブ員

伊那市の伊那西高校美術クラブに所属する3年の野澤知香子さん(17)=辰野町伊那富=の作品が、第68回県美術展で入選し、洋画の「JA長野中央賞」を受賞した。高校生にとってハードルの高い同展で、同賞は上位の賞だ。このほか、クラブ員11人が入選し、喜びをかみしめている。

野澤さんは今回、3年連続で入選を果たし、初めて入賞した。同校での入賞者は2014年以来2人目だ。

野澤さんは、自宅に祖父がコレクションを並べた「近代時計博物館」があり、高校3年間を通じて時計をテーマに制作に励んできた。受賞作品「古代への憧景」は50号の油絵で、博物館の時計を参考にして時計盤や模様をモチーフに。「時計の形にこだわらず、あえて崩して色が最大限に映えるようにした」といい、赤や青、黄色の原色を基本に絵の具9色を使って爽やかに表現した。

芸術関係の大学へ進学を考えているという野澤さん。「未だに入賞した実感がわかない。けれど祖父が一番喜んでくれたのがうれしい」と笑顔を見せた。

同校では毎年、入選者を出し、今年は昨年より2人増えた。うち5人は2年連続で入選。クラブ長を務める野澤さんは「今年から顧問が変わり、新しい体制の中で不安もあった。だが、一人ひとりが課題を持って頑張ってきた成果が表れた」と振り返った。

第68回県美術展は7月3日まで松本市美術館で開いている。

同クラブでほかに入選したのは次の皆さん。

柿木彩花、中村理瑚、池上美来、清水美玖、田畑胡桃、唐澤みどり(以上3年)橋爪知佳、野笹彩夏、横山弥央菜、小林美香子、赤羽日向(以上2年)

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