2019年08月03日付

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長かった梅雨が明け、きょうで6日目。ようやく、夏本番を迎え、信州の山岳観光地は涼を求める人たちでにぎわいを見せている。天から燦々と降り注ぐ太陽光は、気持ちを明るくしてくれる▼だが、気温が上昇すれば猛暑による熱中症などの体調不良が心配だ。日本自動車連盟(JAF)長野支部は、昨年8月の1カ月間に県内で出動した“子どもを車内に残したままのキー閉じ込み”が5件あったと発表した。全国では同様のトラブルが246件発生した▼JAFが行った車内温度の検証テストによると、外気温35度の場所に駐車した自動車内の熱中度指数は、窓を締め切った状態でエンジン停止後、15分で人体にとって危険なレベルに達したとする。車を日陰に駐車していたとしても、車内温度の差は7度程度だという▼四方八方から太陽光を浴びる車の内部は、動くサンルームである。だれでも、炎天下で車内に乗り込んだ際の異常な暑さは理解している。窓を閉め切った車内に長時間いると危険だとは思っていたが、ほんのわずかな時間で命に関わる事態を引き起こすと聞くと、身の毛がよだつ思いだ▼車内閉じ込みの原因には、「子どもをあやすためにリモコンキーを持たせていたら、ロックボタンを押してしまった」との内容もあるという。車は便利で快適な乗り物だが、停車している時にも注意が必要だと、この調査結果が警鐘を鳴らしている。

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