伊那西高生が和菓子店のかき氷メニュー表

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作製したかき氷のメニュー表とチラシを手にする伊那西高生

伊那西高校(伊那市)の生徒が、若者の視点で町おこしにつなげようと、和菓子店「千登勢」(同市高遠町)が提供するかき氷のメニュー表とチラシを作製した。上伊那広域連合の協力で、観光施設など市内5カ所にチラシ計500枚を設置する。「まちの魅力を探り、観光客や地域住民に発信できれば」と意欲を見せている。

1年4組の生徒19人は、今年6月から「伊那谷再発見プロジェクト」と銘打ち、町おこしのアイデアを練っている。今回の作製は、同校文化祭のポスターを気に入った同店主の伊藤隆淑さん(49)からメニュー表作りの依頼を受けたことがきっかけ。生徒はホームルームで、上伊那広域連合の職員から「天下一の桜で知られる高遠町だが、観光客の滞在時間が短い」との話を聞き、多くの観光客が訪れるように併せてチラシの作製を決めた。

メニュー表はA3サイズで、27種類のかき氷を色鮮やかに描いた。文化祭ポスターを手掛けた若月歩乃栞さん(15)が中心となり、アクリル絵の具を使ってデザイン。若い人の目を引くよう明るい色彩を基調にし、和風の模様をあしらって、和菓子屋らしさを出すよう工夫した。

チラシはA4サイズ。生徒たちは若い女性に人気のタピオカとマンゴーで作るかき氷などを取り上げ、味や食感、特徴をまとめた。クレームブリュレのかき氷では、菓子の表面をガスバーナーであぶるパフォーマンスに触れ、「相性抜群。見て楽しい!食べておいしい」と表現した。チラシの作製を担当した久保村愛菜さん(15)は「印象に残り、観光客や地元の人に行ってみたいと感じてもらえたら成功」と期待を膨らませている。

店主の伊藤さんは「かわいいデザインで、とりわけメニュー表はプロのような出来栄え。生徒たちが感性を生かし、社会勉強をする機会になれば」と話していた。

かき氷の提供は9月中旬まで。チラシは同店のほか、町歴史博物館、信州高遠美術館、高遠さくらホテル、信州高遠温泉さくらの湯に設置する。

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