54歳漫画原作者デビュー 下諏訪の池田さん

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漫画の原作者デビューをした池田哲哉さんと「リフォームソルジャー」

リフォーム会社を経営する下諏訪町高木の池田哲哉さん(54)は、漫画雑誌「ヤングチャンピオン」で原作者デビューを果たした。自身の経験を生かして「リフォームソルジャー」という題名の読み切り漫画の原作を書き、「イケダ・イサオ」のペンネームで掲載された。

池田さんは約10年前に、漫画家の高橋留美子さんや原哲夫さん、ゲームのシナリオライターの堀井雄二さんらを輩出した小池一夫劇画村塾に入塾した。友人編集者の誘いでリフォームの裏話を3年前にまとめ、雑誌を発行する秋田書店に採用された。

「リフォームソルジャー」は、小さなリフォーム会社で働く主人公が大手建設会社の手抜き工事を見抜き、全て再工事を自社の受注にしてしまう。勧善懲悪の物語ではなく、主人公のしたたかさやリフォームのトラブルを現場目線で描いている。

原作は漫画20ページ分を原稿用紙10枚分にまとめた。編集者、漫画家と打ち合わせを重ね、1年間で8回ほど書き直した。主人公は、昭和の銀幕で活躍した個性が濃い役者をイメージして読者の印象に残りやすいキャラクターにつくり込んだ。

ペンネームは、池田さんが19歳のときに早世した、漫画好きだった父親の勇雄さんから命名した。父親が書籍費を惜しまずに池田さんが小さな頃から常に漫画に囲まれて成長させてもらったことに感謝の気持ちを込めた。

池田さんは「人と家の物語は奥深く、リフォームの経営や営業、管理などの経験を生かして大人の読み物にした。デビューはあくまでスタートなので、シリーズや連作を書いていく」と意気込みを話した。

「ヤングチャンピオン」は隔週発行で、「リフォームソルジャー」は木村知夫さんの漫画で16号に載った。

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