霧ケ峰の「番人」大学生 自然保護パトロール

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霧ケ峰で立ち入り禁止のロープの張り具合を確かめる自然保護指導員の大学生

諏訪市、茅野市、下諏訪町にまたがる霧ケ峰で大学生らの自然保護パトロールが行われている。学生たちは国天然記念物の八島ケ原、車山、踊場の各湿原や高原を歩き、来訪者に立ち入り禁止場所に入らないよう求めたり、注意看板の状況などを確認したりしている。

諏訪市教育委員会から霧ケ峰自然保護指導員に委嘱されており59年目の活動。千葉大、信州大、江戸川大、東邦大の大学生、大学院生の計59人が登録し、7月初めから8月末まで交代で毎日行う。

学生たちは5~6月に湿原や草原への立ち入り防止を呼び掛ける看板を設置しており、夏の巡回で破損がないか確認し、湿原の木道に破損があれば応急的に修繕している。今夏の巡回では食害防止の電気柵の効果かニッコウキスゲの花の咲き具合が良かった一方で、花が摘み取られた跡も見られたという。昨年度に引き続き、市教委が踊場湿原で実施している特定外来生物オオハンゴンソウの除去活動に協力している。

9日は計11人が3方面に分かれて活動した。信大3年の井川洋さん(20)と千葉大3年の中島弘揮さん(21)は霧ケ峰の園地周辺を回り、立ち入り禁止のロープの張り状況などを確かめた。中島さんは「守るべきルールを守って霧ケ峰の自然を楽しんでほしい」と話した。

今年度の活動を総括する報告会は8月28日の予定。

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