奴奈川姫にちなみまつり 巨大な臼で餅つき

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奴奈川姫と大ウスまつりをPRするチラシ

神々の伝説の縁で諏訪市との交流促進に関する協定を結んだ新潟県糸魚川市で24日、現在の糸魚川市能生を治めていたとされる奴奈川姫にちなんだイベント「奴奈川姫と大ウスまつり」(実行委員会主催)が開かれる。奴奈川姫と大国主命の結婚などを祝祭として再現する催しで、来場者が協力して巨大な臼を使ってもちつきをする場面などが見どころ。実行委は両市の交流を見据え、「諏訪の人たちも参加し、楽しんでほしい」と呼び掛けている。

奴奈川姫は諏訪市の諏訪大社上社本宮の祭神である建御名方命の母とされる人物。父とされる大国主命を祭る出雲市(出雲大社)と糸魚川市の3市は交流人口増加などを目的に7月に協定を結んだ。こうしたつながりを背景に、実行委は市民交流に生かせればと催しのPRを強化している。

実行委によると、イベントは1996年から開いている。当日は午前10時から道の駅マリンドーム能生で、奴奈川姫役の女性がこしに乗って登場する場面から始まる。大国主命が巨大な龍と戦ったり、奴奈川姫に求婚したりと「2人の神のラブロマンスの物語」が繰り広げられる。

正午から呼び物の「日本一の大ウスもちつき大会」が始まる。大きなきねから四方に張った縄を引っ張る反動できねを落とす要領で約30分かけてつき上げる。巨大な臼の大きさは直径約2・5メートル、重さ約15トン。実行委によると、もちつきには例年400~500人程度が参加するといい、参加者には餅が無料で振る舞われる。

実行委の総務を担当する糸魚川市観光協会能生支部の久保田長門支部長は「糸魚川に海水浴に訪れる長野県の人も多い。今後は海だけでなく神話や歴史を通して糸魚川市のことを知ってほしい。イベントが両市の理解を深める一助になれば」と話している。

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