12日に最後の「花市」心込め準備 上農高生

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最後の花市に向けてトルコギキョウの調整作業に汗を流す上農高生

上伊那農業高校(南箕輪村)で11日、「花市」の準備が行われた。67回目となる伝統行事も今年が最後。生徒たちは「長い間応援してくれた地域の人たちへの感謝の気持ちを花束で伝えよう」と一本一本丁寧に切り花調整した。花市は12日午前9時から、伊那市のいなっせ北側広場とJR伊那北駅前で開く。現地では午前8時30分から整理券を配る

今年は7月の日照不足が影響し、アスターやトルコギキョウ、キクの成長が遅れていた。草丈が足らず、販売用にどれだけの花が確保できるか心配されていたが、持ち直し、どうにか間に合った。

厳しい暑さの中での準備作業で、生徒らは汗を拭いながら収穫、調整を行い、販売用の花束を作った。農業クラブ会長で3年生の堀田陽生(はるき)さん(17)は「先輩たちも毎年、花市のために、暑い中で作業をしてきたと思う。その苦労を知るとともに、なんとか開催できる喜びをかみしめながら準備した」と話した。

花市は1953年から続く伝統行事で、地域にできる奉仕を農業クラブの活動として続けてきた。地域にも親しまれてきたが、学科改編で来年度から全学年が新カリキュラムに切り替わるのに合わせて、今年度で終了とした。同校によると、今後は別の形で地域との関わりを展開する予定という。

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