蓼科クロスカントリーコースお披露目 立科町

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「蓼科クロスカントリーコース」のお披露目会で模範走行する国学院大陸上競技部の部員を拍手で迎える関係者=北佐久郡立科町の蓼科第二牧場内

北佐久郡立科町が女神湖近くの蓼科第二牧場内に整備した「蓼科クロスカントリーコース」のお披露目会が12日、標高1500メートルにある現地で開かれた。白樺湖・車山・女神湖エリアで夏合宿をしている大学駅伝チームや行政、観光関係者らが集まり、準高地トレーニングの新たな拠点完成を祝った。

クロスカントリーコースの整備は、茅野市と立科町でつくる白樺湖活性化協議会が2017年に開いた大学駅伝チームと地元関係者の意見交換会がきっかけ。現在練習している公道に加え、安全に走行できる練習環境を求めていた大学側の声に応え、立科町が整備を進めた。

町は、東海大の両角速監督=茅野市出身=らの助言を受け、町有地の蓼科第二牧場内に全長1500メートルの周回コースを新設。2カ所の折り返し点を設け、平坦なコースと起伏のあるコースを選んで走れるようにした。足腰に負担の少ないクレー舗装を採用している。6月中旬の供用開始以降、大学駅伝チームや首都圏の一般ランナーなど約1000人の利用があったという。

お披露目会で、立科町の両角正芳町長は「コースで鍛えた成果を大会に生かしてください」とあいさつ。白樺湖活性化協議会長の今井敦茅野市長は「このエリアにまた新しい魅力が加わった。多くのランナーに注目される場所になれば」と期待を寄せた。

夏合宿中の大学陸上競技部を代表し、神奈川大の市川大輔コーチと国学院大の山口祥太コーチが謝辞を述べ、「結果で恩返ししたい」などと語った。コハウチワカエデ1本を記念植樹した後、国学院大陸上競技部の部員3人の模範走行を見守り、練習拠点の完成を全員で喜んだ。

コースを走った国学院大4年の山崎竜輝さん(22)は「クレー舗装で足の負担が軽く走りやすい。起伏も適度な負荷になって強化につながる。いいトレーニングができます」と笑顔を見せた。神奈川大の市川コーチは「ロードにクロスカントリーコースを併用すれば疲労度が軽減し、故障リスクも下がる。引き続きコースのブラッシュアップを続けてほしい」と話した。

初年度はニーズ把握のため無料開放されている。ただし、事前の申し込みと当日の受け付けが必要。申し込み、問い合わせは白樺高原総合観光センター(電話0267・55・6201)へ。

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