写真と模型でフォトモ 糸崎公朗さんが作品展

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作品を並べた展覧会場で、フォトモのミニチュア効果を楽しんでほしいと話す糸崎さん

原村の八ケ岳美術館で企画展「糸崎公朗のつくる写真展」が開かれている。フォトモ(フォト+模型)という3D写真の展覧会。路上に残されたレトロな建築や、原村の街角や風景の写真などを独自の視点で切り取り、立体化している。9月16日まで。会期中無休。

糸崎さんは1965年、長野市生まれ、藤沢市在住。東京造形大学卒。赤瀬川原平の「路上観察」に影響を受け、路上の発見物をリアルに記録するため、写真を立体化する「フォトモ」の技法を生み出した。路上のレトロな建築をフォトモにすることで、見る人によって発見される”作者のいない芸術”を提唱した。

展示では「錆トタン空き店舗」や「段ボール上の猫玉」、「無用ドア・二次元階段付き」など、路上で見つけた面白い建築のフォトモシリーズを展示。また、今回の展示に合わせて、Googleストリートビューから制作した原村の「飛び出すフォトモ」シリーズも並べた。コンピューター上で建築をゆがめた新作写真「平面のフォトモ」シリーズも展示している。

糸崎さんはフォトモのミニチュア効果について「人間がものを見る仕組みに気が付いてほしい。リアルではないがリアルに見える面白さを感じてもらえたら」と話した。

関連イベントで9月14日午後1時から、Googleストリートビューを使ったワークショップ「飛び出すはらむらフォトモ」を開く。参加費1000円(入館料別途)。

問い合わせは同館(電話0266・74・2701)へ。

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