岡谷市長選告示まで1週間 無投票の公算高まる

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任期満了に伴う岡谷市長選は、9月1日の告示まで1週間に迫った。立候補を表明しているのは3期目の現職、今井竜五氏(67)=無所属、今井=のみ。市長選への対応を検討していた共産党市委員会などでつくる「民主市政をつくる市民の会」が独自候補の擁立を見送ったことで、3期連続となる無投票の公算が高まっている。

今井氏は6月4日の後援会役員総会で「満足度の高い岡谷市を全身全霊をかけて市民とつくり上げる決意」と述べ、立候補を表明。「産業と岡谷ブランド」「子育てと教育」「健康と福祉」「安全と環境」「市民の声とまちづくり」の5項目を柱に据えた政策を発表し、4選を目指して決意を新たにした。

後援会では出馬表明以降、市内全23支部の支持基盤を固めてきた。今月29日まで21会場で支部集会を開く計画で、これまでに18会場で集会を終えている。対抗馬不在の無風状態が続く中、森下克朗幹事長は「やることはやってきた。選挙はあるものと考えている」と気を引き締め、盛り上げに苦慮する集会でも「前回並みに人が集まってきている」と手応えを感じている。

今月3日から市長選の対応を協議してきた「市民の会」は、23日に候補者を擁立しない方針を明らかにした。会の世話人を務める笠原征三郎党市委員長は「不十分さはあるが、私たちの要求、要望にも耳を傾けている」と現市政を評価。「ぜひ候補者を立てて選挙戦を」との声も寄せられたが、はっきりとした争点を見いだせない状態での候補擁立は見送る判断をした。

全国的に人口減少が進む中、人口が5万人の大台を割った岡谷市。市の基幹産業である製造業を中心とした産業の活性化や、人口規模に見合った行財政改革など課題は少なくない。市の将来を描く議論の盛り上がりが期待されるが、同市長選では2011、15年と無投票が続いており、今市長選でも選挙ムードは低調だ。

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