歌を作り続けたい 島木赤彦文学賞に吉村さん

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島木赤彦文学賞を受賞し、賞状を受け取る吉村さん

下諏訪町と島木赤彦研究会(下平武治会長)は25日、「第21回島木赤彦文学賞」授賞式を同町の諏訪湖博物館・赤彦記念館で開いた。受賞した吉村睦人さん(89)=東京都大田区=に賞状を贈り、長年にわたる短歌の研さんをたたえた。

吉村さんは短歌結社「新アララギ」の前代表。19歳から歌を詠み始めたという。受賞作「蝋梅の花」は1995~2002年に詠んだ759首を収めた。日常の思いを詠んだ作品が中心で、選考委員からは「赤彦が提唱した歌の世界を踏襲している」と評価を受けた。

賞状を受け取った吉村さんは「多くの人に祝福をいただき本当にうれしい。もうじき90歳になるが生きている間は歌を作り続けたい。これを励みにさらに頑張っていこうと思った」と喜びの言葉を述べた。

同賞は全国で昨年発行された歌集、研究、論評などの作品が対象。下平会長(江戸川大学名誉教授)ら選考委員による審査で決めた。併せて行っている「島木赤彦文学新人賞」は該当者がいなかった。

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