「のびのび」子育て 伊那市で移住体験会

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ジャガイモを新聞紙やアルミホイルで包む参加者と園児ら=26日、伊那市

伊那市は26日、市内への移住を希望する子育て世代を対象にした「伊住(いじゅう)体験会」を野外保育園「山の遊び舎はらぺこ」などで開いた。東京都を中心に、親子連れら13組25人が参加。教育と子育てをテーマに、自然の中で伸び伸びと子どもを育む活動や学びに触れた。

豊かな自然環境を生かして保育に取り組む同園は、県が推奨する「信州やまほいく(信州型自然保育)」の認定施設。庭の畑で育てたジャガイモを用意し、園児19人が出迎えた。参加者は園児と一緒に芋を新聞紙やアルミホイルで包み、たき火の中へ。焼き上がった芋の皮をむき、「手が熱い」「おいしい」と頬張った。セミの声が響く園舎前の森では、木につるした遊具で遊んだり、虫を捕まえたりして楽しむ親子の姿もあった。

保育士の小林成親さんは「焼きたての芋を手で触ってみないと、熱いかどうか分からない。心身ともに大きく育つことを願い、心が揺れる体験を積み重ねている」と紹介した。

東京から家族4人で参加した安部盛詔さん(31)は移住を考えて2年前から伊那谷を訪れているといい、「自然に囲まれ、子育ての環境に適している。伸び伸びと子どもを育てたいとの思いがより強くなった」と話していた。

同園に続いて、同市伊那小学校で総合学習の体験もあった。体験会は2016年度から始まり、今年度は3回目。市は来年2月に昆虫食をテーマにした体験会を計画しているという。

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