農業クラブプロジェクト発表会 上農高全国へ

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北信越大会で最優秀賞に輝き、全国大会出場を決めた上伊那農業高校の植物科学コース・バイテク班の生徒たち

日本学校農業クラブ北信越ブロック大会(22、23日、松本市)のプロジェクト発表会で、上伊那農業高校(南箕輪村)の植物科学コース・バイテク班がプロジェクト発表Ⅱ類(開発・保全・創造)の最優秀賞を受賞し、全国大会出場を決めた。12年前に先輩たちが始めたアツモリソウの無菌培養の研究を基礎に、4年目になる美ケ原のアツモリソウ保護回復への取り組みを、全国の舞台で披露する。

発表テーマは「『幻の花』アツモリソウを救いたい~美ケ原のアツモリソウ保護活動」で、2016年から取り組む人工交配が、保護回復への確実な一歩を遂げていることを報告。芽の元になるプロトコームの形成から根や芽への分化にまでこぎつけた成果ととともに、アツモリソウの苗の育成で課題だった枯死率の高さを、超音波ミスト式灌水順化装置の開発により克服した実践を取り上げている。

出場メンバーは8人(生物科学科の3年生7人と生命探究科の2年生1人)。代表の斧研弥凪さん(17)は「長年の研究の積み重ねが評価されたと思う。全国大会では、こういう活動や、絶滅しそうな花があることを、より多くの人たちに知っていただけるような発表をしたい」と話した。

第70回日本学校農業クラブ全国大会は10月22~24日、南東北3県で行われ、プロジェクト発表会は宮城県名取市が会場になる。

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