豚コレラ陰性確認 宮田村の養豚場出荷再開

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出荷を再開した宮田村の養豚場。豚を乗せたトラックを出入り口で念入りに消毒した

2月に家畜伝染病「豚コレラ」の感染が確認され、全2444頭を殺処分した宮田村の養豚場は29日、出荷を再開した。防疫処置後に飼育し、遺伝子検査で陰性と確認された豚約20頭を松本市のと畜場へ搬送した。村は、出荷量が安定した上で、年内にふるさと納税の返礼品として豚肉の再登録を検討している。

養豚場は2月6日、愛知県豊田市の養豚場から搬入した子豚から豚コレラの感染を確認し、育てていた全頭を殺処分した。防疫処置を終え、6月に試験的に仕入れた子豚80頭を検査した結果、陰性だったため、県から本格的な経営再開が認められた。現在、約600頭を飼育している。

同村の養豚場は今月27日、出荷時期を迎えた約20頭に出荷前の最終検査を行い、陰性を確認。29日に体温検査で異常なしと認め、トラックに運び入れた。養豚場出入り口で念入りに車体やタイヤを消毒して松本市へ向かった。今後は豚を順次出荷し、上伊那地方のスーパーで販売していく。

豚コレラに感染した野生イノシシが伊那市と南箕輪村で捕獲されたのを受け、同養豚場は27日、捕獲場所から半径10キロ圏内にあるとして、県から監視対象農場に指定された。

小田切康彦村長は出荷再開を喜びながらも「二度と同じことを繰り返さないため、県や農場と連携を取りながら、早急に防疫対策を強化していきたい」と話した。

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