駒ケ根市長選 伊藤氏が出馬表明

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立候補の意向を表明する伊藤祐三氏

任期満了に伴う駒ケ根市長選(来年1月19日告示、26日投開票)で、新人で元共同通信社論説委員の伊藤祐三氏(59)=無所属、福岡=は30日、市内で会見し、「市民の皆さんと夢を語り、より素晴らしい駒ケ根市にするため力を尽くしたい」と述べ、立候補することを正式に表明した。リニア中央新幹線開通を見据え、二つのアルプスをはじめとする景観や国際協力機構(JICA)訓練所、各種産業などの「地域の宝」を結び付け、市民参加の地域づくりを進める考えを示した。今回の市長選で立候補を表明したのは伊藤氏が初めて。

伊藤氏は、共同通信社で地域再生や人口減少をテーマに全国各地の地域づくりの現場を取材。「光り輝く地域にするため、駒ケ根だったらどうするのかいつも考えていた」とし、「取材の経験を生かし、故郷の役に立ちたいと出馬を決意した」と述べた。

現市政については「元県職員の市長による手堅い手法により、3期12年で一定の成果を出した」とする一方、「市民の中には新しい風を求める声もある」と指摘。リニア中央新幹線が開通する2027年が地域づくりのターニングポイントになるとし、「新たな視点で今から準備を進めることが重要。散在する魅力を結び付け、駒ケ根市の個性をつくる仕掛けをつくりたい」と強調し、改めて具体的な政策を発表する考えを示した。

友人や知人を中心に組織づくりを進めている。「特定の支持政党はない」とし、「まちづくり講座やミニ集会などを重ね、草の根的に支持拡大を図りたい」としている。

伊藤氏は伊那市生まれ。駒ケ根市で小学校から高校までを過ごした。伊那北高校(伊那市)、中央大学を経て毎日新聞社に入社。共同通信社に移ると経済畑を中心に取材活動を行い、10年ほど前から地域づくりをテーマに活動し、市長選に向け6月に退社した。現在は農林水産省食育推進会議の委員を務めている。

市長選をめぐっては、3期目の現職杉本幸治氏(70)=無所属、上穂町=の動向が注目されている。このほか、元市議の男性が立候補の可能性を模索している。

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