2019年9月1日付

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努力を重ねて競技に向き合う姿に障がいの有無は関係ない。2020年東京五輪の終了後に実施される東京パラリンピックまで1年となった。4年に1度の障がい者スポーツの祭典でアスリートたちはどんな技量を見せてくれるだろうか▼以前はパラリンピックに関心が高かったとは言えなかった。関心を高めるきっかけになったのは前回リオデジャネイロ大会でテレビで見た「ボッチャ」だ▼混合団体のBC1―2クラス(脳性まひ)で日本代表が銀メダルに輝いて注目された。ボッチャは目標球に向けてボールを投げるなどしてどれだけ近づけられるかを競う。戦略性もあり「地上のカーリング」とも呼ばれる▼ラジオDJでテレビ番組「バリバラ」(バリアフリー・バラエティー)の司会を務める山本シュウさんの言葉が印象に残っている。障がいのある人について、「社会の足りないところを知っている人。(どうすればよいか)工夫を教えてくれる」と語っていた。最高の演技を見せようと全力を出すスポーツ大会が間近で見られることは共生社会を考える契機になる▼前々回のロンドン大会は多くの競技場で満席になったという。東京パラリンピックの開幕は来年8月25日。22種目が予定されており、バドミントンとテコンドーは新たに採用された。五輪とパラリンピックとの競技の方法に違いはあるのか。まずは競技を知ることから始めたい。

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