「日本そば大学」開講 専門家講義

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県内外からそば打ち愛好者ら約100人が集まった講座

「日本そば大学講座in蓼科」は8月31日、9月1日の両日、茅野市北山の横谷温泉旅館で開いている。関東、関西、北陸地方などからそば打ち愛好者や製粉業者、生産者ら約100人が参加。「美味しいそば作りの流儀」をテーマにした麺に関わる各分野の専門家の講義を聞きながら知識を深めている。

同大学は全国麺類文化地域間交流推進協議会(全麺協)中日本支部の主催で、今年で3回目。開講式で中日本支部の赤羽章司支部長は「ソバの品種、栽培、製粉、そば打ち、調理、食味まで網羅した知識がないと、本当においしいそばにはならない」とし、学びと親交を深めるよう参加者に呼び掛けた。

初日は信大名誉教授で日本そば大学の学長を務める井上直人さんの基調講演を行ったほか、県野菜花き試験場研究員の谷口岳志さんがソバの品種改良について、日穀製粉開発本部課長代理の黒岩大輔さんが製粉について、伊那市高遠町のそば店「壱刻」店主の山根健司さんがそば打ちについてそれぞれ講演した。

このうち井上さんはおいしいそばの定義について講演。「ソバは同じ品種でも栽培地域によってそば粉の品質は異なってくる」と地域によるそば粉の特性について話し、「食の風習の意味を知るとさらにおいしくなる」として伊那市や茅野市などで行われている「寒晒しそば」の意味についても解説した。

福井県福井市のカガセイフンは、研修も兼ねて社員ら7人が参加。加賀健太郎社長は「製粉業者にとってもためになる話が聞ける。多くのことを学んで事業に生かしたい」と話していた。

2日目は、医学的にみるそばと健康の関係性、全麺協の未来予想図に関する講演のほか、全麺協4支部長の座談会、おいしいそば作りに関する実践レポートなどを行う。

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