観光客2万2600人増 辰野ほたる祭り

LINEで送る
Pocket

辰野町の信州辰野ほたる祭り実行委員会は6月30日、今夏開いた第68回祭り(11~19日)の観光客数を公表した。蛍の名所・松尾峡と週末を中心とするイベント会場に訪れた人は、約12万8600人(前回比約2万2600人増)で大幅増。主役であるゲンジボタルの発生状況が好調だったほか、期間を通じて天候に恵まれたことなども入り込み増の要因とみている。

入り込みは、主要イベント「たつのピッカリ踊り」が行われた18日が4万2600人で最も多く、開幕式のあった11日が3万7500人で続いた。ゲンジボタル発生数は、下辰野側と平出側を合わせて4万944匹。祭り期間の実績では前回の3・4倍、過去5年間でも最多を記録した。

今回は市街地のイベント会場のみならず、松尾峡の来場者数が例年の減少傾向から盛り返したのも特徴。好天続きに加え、期間中5000~6000匹超の発生ピーク日が重なったことも後押しし、9日間で計4万554人(同1万3446人増)が訪れて大乱舞を楽しんだ。

町では、ゲンジボタルの減少が深刻化した前回から1年がかりで、松尾峡の生息環境に関する研究と整備の各事業を強化。ホタル保護育成協力金の基金を活用した水路改修、ボランティアと協力した草やぶの適度な刈り込みなどを進め、来場者の好評につながる成果を示してみせた。

同実行委は「集客が天候に左右されやすい祭りだが、ゲンジボタルが増えたことが何よりのアピールになり、基本を見つめ直せた」と総括。県内主要駅や大学などでの誘客キャンペーン、前回に続く「おもてなし宣言」の活動も踏まえて「地元一丸の歓待ムードをつくれたことも、今後への明るい材料になった」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP