豚コレラ経口ワクチン緊急散布 伊那、宮田山中

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県上伊那地域振興局などは3日、上伊那地方にある養豚場の半径10キロ圏内で豚コレラに感染した野生イノシシが見つかったことを受け、伊那市と宮田村の山中に野生イノシシ用の経口ワクチンを緊急散布した。市、村の職員や猟友会メンバーらと4班・約20人態勢を組み、計20カ所に400個を埋めた。

野生イノシシに食べさせて抗体を持たせ、感染や拡散を防ぐ目的。上伊那地方での散布は2回目で、今回は範囲をより南側に移して同市西箕輪│宮田村で実施。前回イノシシの摂取痕(かんだ跡)が多かった同市西春近の山中に重点的に散布した。

11日に掘り返してイノシシがどの程度食べたかを調べる方針。作業後に従事者がウイルスを持ち出さない対策も徹底していく。

上伊那地方では8月、伊那市や南箕輪村などで感染イノシシが確認され、半径10キロ圏内にある同市と宮田村の2カ所の養豚場が監視対象農場に指定された。この日の作業に先立ち、振興局の平谷敏彦農政課長は「少しずつにはなるが、抗体のついた野生イノシシを増やしていき、養豚場への侵入を防いでいきたい」と話した。

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