7、8月県内山岳遭難 8年ぶり100件下回る

LINEで送る
Pocket

夏山シーズンの7、8月に県内で発生した山岳遭難は前年同期よりも18件少ない99件で、2011年以来8年ぶりに100件を下回ったことが県警山岳安全対策課のまとめで分かった。死者数も9人減の5人にとどまった。同課は要因として、7月の遭難が前年より14件少ない32件となり、梅雨明けが遅れて悪天候のために入山を控えた登山者が多かったためとみている。

一方、遭難者の年代では60歳以上の割合が7・0ポイント増の56・6%と半数を超えた。70歳以上は25・4%で4人に1人の換算。40歳以上でみると6・6ポイント増の86・8%に上った。「登山者が高齢化しており、対応が課題」(山岳安全対策課)とした。

前年同期の遭難は117件。最も多かった12年と同数で、遭難者の121人は過去最多となっていた。今シーズンの遭難者は15人減の106人。内訳は死者のほか、行方不明が前年と同じ4人、けが人は4人増の63人、無事救出は10人減の34人。

遭難の原因は、転倒を含む滑落・転落が全体の65・7%となる63件、病気や疲労などが17・2%の17件だった。死者のうち滑落・転落は10人減の1人で大幅減となった。山域別では北アルプスが76・8%を占める76件、八ケ岳が8件、中アが6件、南アが3件、里山などその他が6件だった。

おすすめ情報

PAGE TOP