セイコー・クオーツ6桁表示 未来技術遺産に

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1973(昭和48)年10月、世界初の6桁表示デジタルウオッチとして諏訪市の諏訪精工舎(現セイコーエプソン)が開発製造、服部時計店(現セイコーホールディングス)が販売した「セイコー・クオーツLC V・F・A・06LC」が、国立科学博物館が認定する今年度の重要科学技術史資料(愛称・未来技術遺産)に登録された。昨年度の「クオーツアストロン35SQ」に続いての登録で、次世代に継承する開発品としての資料価値が認められた。

未来技術遺産は、失われつつある日本の科学遺産の保存を目的に2008年度に制度化されている。

06LCは、時刻表示に世界で初めて6桁の液晶ディスプレーを採用した腕時計。独自開発のFE(フィールド・エフェクト)方式液晶を搭載。常時、時、分、秒を表示できる画期的な腕時計として内外から注目を集めた。

すでにLED(発光ダイオード)方式など の液晶方式があったが、開発を担当した諏訪精工舎は消費電力が低く視野性の高いFE方式の開発に着手。クオーツ時計で蓄積した量産技術で06LCの開発に成功。同社の採用方式が世界市場の主流となっている。

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