能舞台で音楽祭22日 辰野の若者有志初企画

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会場の能舞台をバックに音楽祭をPRするど真ん中ミュージック振興会のメンバー

辰野町と住民が協働で進める「日本のど真ん中」PRプロジェクトで、町内の若者有志が初めて企画した「能舞台de(で)音楽祭」が22日、同町川島のかやぶきの館の能舞台で開かれる。里山に抱かれる能舞台を活用したプロのクラシック演奏を目玉に、地場産品が並ぶマルシェ(市場)などを組み合わせて交流を図る。日本の中心に位置する町に文化的な魅力を加え、新たな名物イベントに育て上げよう―と意気込んでいる。

昨年秋に町が開いた同プロジェクトの作戦会議をきっかけに、20~30代の移住者10人ほどで結成した「ど真ん中ミュージック振興会」が主催する。認知度が低く十分利用されていなかった能舞台に着目し、緑豊かな環境の中で音楽に親しむ企画を検討。「ミュージック×ピクニック」をコンセプトに家族や仲間で楽しめるイベントを考案した。

音楽祭はクラシックステージ、町内アーティストステージの2部構成。クラシックは同振興会代表の工藤翔さん(36)=同町小横川=が、親交のある音楽評論家・作曲家の真嶋雄大さんに演出を依頼した。県内外のプロ音楽家7人が出演し、真嶋さんのトークを絡め管楽器とピアノの演奏を繰り広げる。会場一体で歌う交流プログラムもある。

前座を務める町内アーティストはフルート、サックス、ギターの奏者がジャズやポップスなどの音楽を奏でる。辰野中学校の吹奏楽部、合唱部も出演し舞台を盛り上げる。

マルシェでは地元10店舗ほどが軒を連ね、手作りの甘酒や料理、旬の野菜、果物、クラフト品などを売り出す。来場者は時間中、能舞台とマルシェを自由に行き来して音楽と飲食を堪能できる。イベントは、町の今年度協働のまちづくり支援金事業。

工藤さんは「夏のほたる祭り以外にも、県内外から人が集まる名物があればと考えていた。ど真ん中プロジェクトは大きなチャンス」とし、「音楽祭で町の文化レベルを向上させ、施設や物産の魅力を広める機会になれば。気軽に参加して」と呼び掛けている。

チケットは300枚用意。前売り大人1800円(当日2000円)、学生1300円(同1500円)、小中学生300円(同500円)、未就学児無料。かやぶきの館などで取り扱う。荒天時は会場を同町のマブチ・エスアンドティー社内ホールに変更する。問い合わせは工藤さん(電話070・4498・2688)へ。

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