郷土の紙芝居完成 高遠高生ら作画14日上演

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14日に紙芝居「龍勝寺山の姫小松」を初披露する高遠高校の図書委員ら

伊那市高遠町図書館が高遠高校と共同で制作していた郷土の紙芝居「龍勝寺山の姫小松」が完成した。地域に伝わる民話を同校の国語科教諭が子ども向けに書き直し、芸術コース美術専攻の生徒(今春卒業)が作画したオリジナルで、高遠町図書館の「としょかんまつり」のイベントとして、14日に現役図書委員が初上演する。

同市高遠町勝間の龍勝寺に伝わる民話を再話し、14場面の紙芝居にした。同校図書委員長で、当日は紙芝居を読む3年生の久保田若葉さん(18)は「高遠のことがよく分かる話だと思う。先輩が書いた水彩画はきれいで、話の内容にマッチしている。見に来てくれる人に伝わるように一生懸命読みたい」と話した。

紙芝居づくりは、小学校や保育園、図書館を交えた打ち合わせの場で、郷土のことを伝える子ども向けの絵本や紙芝居があまりない―という意見が出されたことがきっかけ。昨年5月から企画が動き出し、高遠町図書館が高遠高校に再話や作画を依頼していた。

再話を担当した大日方章教諭は地元の人たちや図書館司書の意見を参考に物語を書き上げた。完成した紙芝居について「子どもたちが大きくなったときに古里を思い出す文化のようなものにしたいと考えた。紙芝居は絵で語るというが、生徒が民話の世界を自分で調べ、勉強して、伝えたい場面をよく描いてくれた」と話した。

高遠町図書館のとしょかんまつりは14~16日、同館で開催。高遠高生による紙芝居の上演や読み聞かせは14日午前11時から、同館のこども部屋で行う。問い合わせは同館(電話0265・94・3698)へ。

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