2016年2月19日付

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「箕輪町には皮膚科、耳鼻科がない。住みやすい町、子育てしやすいまちづくりに医療は不可欠。使われなくなった施設の医療向け再利用への考えは」。2月24日に開く中学生模擬議会で箕輪中学校2年生の1人が予定している質問の一つ。計10人が登壇するがいずれも「まちづくり」「住みよい町」を考えている▼生まれ育った町の未来を担う中学生の視点で、地域の問題や将来を考え、為政者に対し直接考えを述べる機会として毎年2年生を対象に実施している。昨今は、各地で行われ、中学生が政治の一端に触れる場になっている▼大人であっても「政治」には尻込みする人がある中で、本物の議場を使用しての議会は、中学生にとって相当な精神的重圧だろう。だが、普段は会えない為政者に、自らの考えを直接ぶつける体験から得るものは大きい▼手元にある箕輪中生の一般質問通告書を見ると「中学生の目線でまちづくり進めて」「町に帰っていない人に何があれば幸せを感じ、どうなれば帰ってくるか調査を」など、よく考え、調べ、若い発想を駆使した質問が並ぶ▼今夏の参院選から18歳選挙権が始まり、10代の政治参加も加速されると見られる。現在の中学2年生にとって模擬議会は、4年後に迎える政治参加本番に向けた格好の助走の場。こん身の思いでぶつけた質問に、為政者はどう答えるのだろうか。現職議員は何を感じるのだろうか。

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