松一のアクセサリーブランド 第1弾販売

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松一の新アクセサリーブランド「suwamegami(スワメガミ)」として発売された指輪とピアス

金属加工業の松一(諏訪市豊田)が合金の「コバリオン」を素材にした新アクセサリーブランド「suwamegami(スワメガミ)」を立ち上げ、第1弾として指輪とピアスの販売を始めた。首都圏のクリエーターらと市内製造業者らがものづくりの新展開を目指す諏訪市の「SUWAデザインプロジェクト」の縁がきっかけ。茅野市出土の国宝土偶「縄文のビーナス」から着想した造形美が特長だ。

同社は金属研ま工として「信州の名工」(卓越技能者知事表彰)を受賞した松澤正明さんが社長を務めている。SUWAデザインプロジェクトで昨夏以降、ブランドディレクターの鶴本晶子さん=東京=と連携。縄文のビーナスの造形に魅力を感じたという鶴本さんがアクセサリーのデザインを担当し、今月8日から発売を開始した。

「コバリオン」は、東北大学と岩手県釜石市の企業が開発製造した金属材料。松一は「コバリオン」を素材にした指輪を2017年の諏訪圏工業メッセで披露し改良を続けている。硬くて加工が難しいが、研磨をするとプラチナ並みの輝きを放つ。金属アレルギーの一因とされるニッケルの含有量が少なく、アクセサリー素材として優れているという。

第1弾は指輪とピアスを各3種類販売した。縄文のビーナスの特徴でもある頭部の模様、胸、尻の部分の3部分から発想して形作った。松澤社長は「国内材料で職人が一つ一つ手で磨いている。同じ商品は二つとない」と話す。

松澤社長や鶴本さんらは9日、市役所を訪れて金子ゆかり市長に新ブランド立ち上げを報告。金子市長は諏訪市を含む地域が日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」として認定されていることに触れながら、「良い展開になってうれしい。皆さんの思いが広がっていけば」と期待した。

指輪とピアスは種類によって1個(ピアス3種類のうち1種類は1組)5万~5万5000円(税別)。諏訪市のSUWAガラスの里に開設している「SUWAプレミアムショップ」で販売している。オンラインショップ「suwamegami」でも取り扱っている。

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