来年の「伊那まつり」 日程変更を検討

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伊那市の白鳥孝市長は11日の市議会9月定例会一般質問で、来年の東京五輪と「伊那まつり」の日程が重なることを受け、伊那まつりの日程変更を検討する方針を明らかにした。五輪警備に伴う警備員の不足で安全対策への影響が懸念されるため。白鳥市長が会長を務める伊那まつり委員会を11月に開き、来年の対応を決定する見通しだ。飯島進氏の質問に答えた。

伊那まつりは例年、8月第1週の土・日曜日に開催しており、1日目は踊り連による「市民おどり」、2日目はさまざまな団体のステージや屋台を中心とした「遊ingビレッジ」と花火大会を行っている。一方、東京五輪は来年7月24日~8月9日の日程で行われる予定。

伊那まつり実行委員会は「日本中の警備会社が五輪の警備につくことが予想され、例年同様に開催した場合、十分な安全対策をとれないことが予想される」とし、実行委の23団体と56人に来年の伊那まつりに関するアンケートを7月に実施。 1、五輪期間を外し、例年通り2日間開催する 2、五輪期間を外し、規模を縮小して1日のみ開催する 3、五輪・パラリンピック期間を外し、例年通り2日間開催する 4、五輪・パラリンピック期間を外し、規模を縮小して1日のみ開催する 5、2020年は伊那まつりを開催しない-の5案を示し、意見を求めた。

白鳥市長はアンケートの結果について「五輪・パラリンピック期間を外し、例年通り2日間開催する」と「開催しない」が同数で最多だったと明らかにした。

その上で、「警察も全国から動員されると聞いている。警備員や警察官が不足した場合、万全の態勢で祭りを実施することは難しくなる。そうしたことを考慮して判断していかないといけない」と説明。同時期に夏祭りを開いている他市の動向も注視していく考えを示した。

実行委事務局の市観光課は「アンケートは参考のためで、多数案が必ずしも採用されることはない」とし、まずは実行委にアンケート結果を示して方向性を検討。伊那まつり委員会で最終決定する見通しを示した。

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