原村樅の木荘周辺再整備へ 八ケ岳観光圏事業

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原村の樅の木荘周辺の環境整備の方向性について村職員にアドバイスする園芸家のスミザーさん(左から2人目)

富士見町と原村、山梨県北杜市でつくる「八ケ岳観光圏」の事業で、原村は今年度、村所有の温泉宿泊施設「樅の木荘」周辺の環境整備に乗り出す。英国人の園芸家ポール・スミザーさん(49)=北杜市=に調査を依頼。今年度中に原村に合った整備方針の報告書を提出してもらい、来年度以降、報告書を参考に整備に着手したい考えだ。

観光圏の訪日外国人旅行者周遊促進事業補助金を活用。訪日外国人の滞在周遊を促進するために、外国人有識者の目線で各エリアの自然環境の魅力を調査し、自然環境を活用した周遊プログラムをつくり上げる。原村では、今年4月に老朽化していた樅の木荘の改修工事が完了した。これを機に、樅の木荘周辺の植栽やテニスコート、グラウンドなどを一体的に再整備していく方針。

12日はスミザーさんが村職員の案内で現地を視察した。樅の木荘向かいのテニスコートは老朽化でひび割れが目立ち、現在は駐車場として使用している。スミザーさんは「使えなくなったテニスコートは壊し、草原に戻したらどうか。コートの上から土をかぶせ、周囲の野草の種をまき多年草を増やすといい」などと提案した。

グラウンドでは、周囲の木々のスペースに注目。中央はサッカースペースとして残しつつ、周囲の木陰でピクニックやキャンプができる空間にしては│とアドバイスした。「高くなりすぎない木々を植えるだけ。外国人にも人気が出るだろう」と指摘した。近くを流れる川を生かした散歩道の整備も提案した。

スミザーさんは取材に「少ない予算でたくさんのことができる」と話した。

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