八ケ岳登山道整備へCF寄付目標突破 茅野市

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八ケ岳連峰の主峰・赤岳山頂直下を進む登山者。八ケ岳の登山道整備に多くの寄付が集まった

八ケ岳の登山道整備に向けて、茅野市がふるさと納税制度を活用して寄付を募ったクラウドファンディング(CF)の寄付金額が目標の100万円を突破した。13日現在の寄付者は71人、寄付金額は151万7500円に達している。市は28日まで寄付を受け付け、今年度の登山道整備・修繕工事の費用の一部に充てる方針だ。

CFは6月21日、安全に登山ができる環境を整えようと100日間の日程でスタート。8月末に100万円を上回り、9月11日に150万円台に到達した。市は、山小屋オーナーの呼び掛けに多くの常連客が賛同し、支援の輪が広がったとみている。

市地域戦略課によると、自治体が行うCFで寄付が100万円を超えることは「多くない」とい う。寄付が集まった理由について、八ケ岳が多くの登山者に愛されていることや、山小屋 宿泊券や登山用品といった山好きに興味を持ってもらえる返礼品を用意したことを挙げた。地元負担を軽減する思いからか、返礼品を辞退する人もいたという。

年間19万人超の登山者が訪れる八ケ岳では、登山道の維持管理に 多くの労力と費用が投じられ ている。市は今年度、県の 補助金を含めて約780万円(うち市負担金約320万円)を計上し、山小屋関係者や土木業者に業務を委託。寄付金は、来訪者数が落ち着く秋に実施される工事の費用の一部に充てられる。

市は寄付の内容を詳細に分析し、10月の市長定例記者会見で結果を発表することにしている。

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