公募写真展「寿齢讃歌」始まる 茅野市民館

LINEで送る
Pocket

茅野市民館で始まった「寿齢讃歌」。会期中は出品者と家族を中心に1300人以上の来場を見込んでいる

75歳以上のお年寄りを被写体とした全国公募写真展「地域から世界に贈る『寿齢讃歌』―人生のマエストロ」が14日、茅野市民館で開幕した。14回目の今年はプロ、アマ含め94人が応募。お年寄りの穏やかな笑顔が並んだ会場は人生の喜びと家族の優しさに包まれている。29日まで。

市美術館と指定管理者の地域文化創造が主催する写真展で、2015年に亡くなった音楽写真家の木之下晃さん(諏訪市出身)が美術館サポーター「美遊com.」と開いてきた。16年から写真家の英伸三さんを講師に迎え、お年寄りを写真でたたえる福祉文化を諏訪地域から発信している。

今年の応募者は11~96歳。福島から沖縄まで全国各地から作品が集まり、初めて海外の写真家が中国上海市から出品した。初参加は24人。カラー写真が中心でモノクロ写真は9点だった。畑仕事や誕生日、お祭り、カラオケ、孫やひ孫の来訪など、お年寄りの飾らない笑顔や奥深い表情が展示され、共通する2点を隣り合わせに並べて観賞効果を高める初の試みもあった。

諏訪地域の子どもたちが身近なお年寄りを撮影したモノクロ写真9点や、市民提案を受けて8月に行った関連企画「いきいきシニア!モジモバシニアファッションショー」の写真も展示されている。

セレモニーで山田利幸教育長は「おじいちゃん、おばあちゃんの顔を多くの人に伝えていって」と継続開催を呼び掛けた。英さんは「表情がみんな和やかで撮影者と被写体との関係がよく分かる。その間に流れる空気も写真から伝わってくる」と話していた。

入場無料。開館時間は午前10時~午後6時。火曜休館。木之下さんら地域ゆかりの作家の作品を展示した「そして、道は続く」も同時開催されている。問い合わせは、市美術館(電話0266・82・8222)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP