豚コレラ感染確認 県畜産試験場で殺処分終了

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殺処分した豚を埋めるために県畜産試験場内に掘削した穴。15日には豚や汚染物を埋める作業を続けた

県は15日、豚コレラの感染が確認された県畜産試験場(塩尻市)で飼育していた豚全349頭の殺処分を終えたと発表した。試験場敷地内に掘った穴に豚を投入する作業なども終えたが、飼育用の堆肥や汚染物などの埋却や、農場の消毒といった作業が未完了で、国の指針で期限とされている17日朝までに作業を終える予定だ。

県は14日朝の感染確定を受けて殺処分を開始。電気ショックや二酸化炭素を使って作業を進め、15日午前0時前に処分を終えた。県農政部によると、14、15日の一連の防疫作業には県職員ら延べ200人以上を動員している。

敷地内には、豚など汚染物を埋める穴を2本掘削した。それぞれ長さ100メートル、幅と深さともに4メートルの規模。穴には15日午後3時半時点で、処分した豚のほか、残っていた餌やわらなどを投入する作業が終了。この他、国の指針で感染確定から72時間以内に実施する必要がある農場の消毒や、豚舎内のふんや食べ残しなどの汚染物を埋却する作業を進めている。

今回の感染では、試験場にウイルスがどのように侵入したかは分かっていない。14日には農林水産省の疫学調査チームも現地に入って調査した。県農政部は15日の会見で「新たな対策を講じるためにも早く感染原因を把握したいが、見通しは立っていない」と説明した。

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