豚コレラ 県畜産試験場の防疫作業が終了

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県は16日、塩尻市の県畜産試験場で豚コレラが発生した問題で、わらや飼料などの汚染物品の埋却、農場の消毒を行い、すべての防疫作業を終えたと発表した。14日午前7時18分から3日間で延べ県職員252人、建設業協会の応援73人が24時間体制で豚の殺処分などの作業に当たり、16日午後1時38分に終了した。

15日までに豚349頭を殺処分し、試験場の敷地内に掘った穴に投入、16日に汚染物品とともに埋めた。国の指針で期限とされている17日朝までかかる予定で作業を進めていたが、園芸畜産課家畜防疫対策室の荒井一哉室長は「事故等なく円滑に進められた」とした。

県は農林水産省と連携して感染ルートの解明を進めるが、見通しは立っていない。一方で養豚研究を中止する考えはなく、感染原因の解明に至らない場合でも水準の高い防疫体制を敷いて畜産試験場の再開を目指す方針。

畜産試験場が豚を出荷していた松本市の食肉処理施設に出荷車両が出入りし、ウイルスと接触した可能性のある養豚農場6カ所については、農政部の立ち入りや聞き取りでこれまで異常は確認されていない。

畜産試験場の周辺には畜産関係車両を対象とした消毒ポイントを4カ所設けている。国の指針により、畜産試験場から半径3キロ圏内の2カ所は防疫処理から28日後の10月14日まで、半径10キロ圏内のほか2カ所は17日後の同3日まで設置する。

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