自治会加入率向上へチラシ刷新 岡谷市

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自治会加入をPRするために岡谷市が刷新した転入、転居者向けのチラシ

核家族化の進展や単身世帯の増加に伴い、区への加入率が低下する中、岡谷市は転入、転居者に自治会組織への加入を促すチラシをリニューアルした。若い世代に関心を持ってもらえるようにと、文字中心だったこれまでのチラシから、写真を多用したSNS(インターネット交流サイト)風のデザインに刷新。区の活動や加入によるメリットを視覚でアピールしている。

チラシはA4判の両面カラー印刷。子どもたちの安全を見守る取り組みや防災訓練、地域の美化活動、イベントなどを写真をメインに紹介し、市内全21区の公会所の電話番号を掲載している。

市秘書広報課によると、これまでのチラシでは災害時の連携や地域の環境美化、防犯、イベントな ど、自治会加入の意義を列記していたが、「文字だけでは若い人の目に留まらない」と判断。他市町村のチラシも参考に視覚的に訴えるデザインを検討した。

新たなチラシは市市民環境課の窓口で8月下旬から、転入、転居の手続きの際に配布。自治会への加入促進活動に活用したいという区があれば、要望に応じて写真などを組み替えたチラシのデータも提供していく。同課は「加入の勧誘に苦慮しているという区からの声が大きくなっている。市と区の連携を強め、加入促進を図っていきたい」としている。

同市の区加入率は82・9%(4月1日現在)。2009年の86・9%から10年間で4・0ポイント低下している。自治会加入を強制することはできないが、加入率低下は地域コミュニティーの弱体化につながる課題。市は第5次市総合計画の前期基本計画(19~23年度)に、計画最終年度の目標値として加入率85・0%を掲げている。

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