「ど真ん中」味わう弁当 豊南短期大生開発中

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農村女性ネットのメンバーと相談しながら、オリジナル弁当の試作に励む豊南短大生

信州豊南短期大学(辰野町)の学生たちが、10月の学園祭で販売するオリジナル弁当の開発に取り組んでいる。町内で官民連携PRプロジェクトが進む「日本のど真ん中」をテーマに、地元農産物をふんだんに使った丼物メニューを考案。学生自身が町に対する関心を持って活動し、学園祭を通じて魅力発信していこう―と意気込んでいる。

弁当開発は、来年度学生会の役員となる1年生男女5人が、学園祭で来場者へ提供するランチの充実を狙いに実施。昨年、現2年生が蛍をテーマに開発した弁当が好評だったことから、発展企画として新たなメニューを作ることにした。町内の農家女性でつくる農村女性ネットたつのとの共同開発で、食材提供や調理の助言を受ける。

新作の弁当は「豊南どまんなか弁当(仮称)」。地場産の素材を生かした、ヘルシーで彩り豊かなメニューにしようと話し合い、今月同短大で試作調理を行った。

どんぶりの底にご飯を敷き、ゆで卵を中央に置いて「ど真ん中」をデザイン。周りにニンジンなどを絡めた鶏肉の空揚げ南蛮味、カボチャとピーマンの素揚げ、キュウリ漬けを盛り付け、みじん切りにしたエゴマの葉のみそ炒めを添えた。

食材は、肉以外の大半が町内産で、野菜や米のほか、空揚げに米粉も使用。エゴマは、遊休農地対策で栽培している町農業委員会からの提供だ。野菜が赤や黄、緑など多様な色合いを演出し、中央の白い卵を引き立てている。

今後は試作品をベースに盛り付けなど細部を調整し、来場者の目に留まるパッケージ、買い求めやすい価格設定を考えていく。10月19、20両日に開く学園祭「第37回秋桜祭」のランチの目玉品として、1日100個限定で売り出す。利益が出た際は、チャリティー活動に充てる。

次期学生会執行委員長の菅沼遥花さん(18)は「おかずが豊富でおいしく仕上がってきた。地産地消のイメージを表現した弁当。大勢の人に食べてもらい、ど真ん中の町の魅力を感じてもらえれば」と話している。

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