風神雷神ガラスで再現 SUWAガラスの里

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繊細な彫りや奥行きある輝きが目を引く武政健夫作の「風神・雷神」

諏訪市豊田のSUWAガラスの里の美術館は、2020年東京五輪・パラリンピックの500円記念硬貨の図柄「風神雷神図屏風」をモチーフにしたガラス作品1点を飾っている。海外を拠点に活躍する武政健夫さん=米ニューヨーク州在住、高知県出身=が制作した「風神・雷神」を展示。繊細な彫りに奥行きある輝きが来場者の目を引いている。来年8月ごろまで飾る。

記念硬貨への図柄の採用を受けて特別に展示。武政さんは、ガラス工芸の世界で最も困難という技法「銅盤ガラス彫刻(カッパーウィール・エングレイビング)」で制作する。大小の銅盤を回転させ、ガラスの表面を削っている。

風神雷神図屏風は俵屋宗達が17世紀に制作したといわれる。「風神・雷神」は縦約23・5センチ、横約18・5センチの一対で、左裏面に雷神、右表面に風神を配する。それぞれ三角形のガラスに彫られ、光の反射で絵が複数に見えるなど奥行きや立体的に感じる作品に仕上がっている。

同館は「屏風の絵が忠実に再現されている。作品の周りを一周して、光の反射や奥行きを楽しんでほしい」と話している。

開館時間は午前9時~午後6時(10月からは午後5時まで)。入館料は大人600円、中学生以下無料。諏訪湖まちじゅう芸術祭に合わせ、21日までは入館料が200円引きとなる。

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