上伊那高校将来像検討協 県教委へ意見提案書

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原山隆一県教育長(右)に意見提案書を手渡す上伊那地域協議会の杉本幸治会長ら=18日午後、県庁

県教育委員会の県立高校第2期再編を見据え、上伊那地域(旧第8通学区)の高校の将来像を検討してきた協議会は18日、今後の学びのあり方や学校の配置に関する意見提案書を県教委に提出した。地域協の意見提案は初めて。県教委は内容を踏まえて上伊那の再編・整備計画を練り、来年3月に策定する同計画・一次分に盛り込む。原山隆一県教育長は「意見をしっかり受け止め、最大限尊重して計画をまとめる」と述べた。

協議会の杉本幸治会長(駒ケ根市長)と委員2人、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長、副連合長の唐木一直南箕輪村長らが訪問。多くの意見を吸い上げて提案内容をまとめたと報告し「上伊那の子どもたちのために新たな学びの場を実現してほしい」(杉本会長)と求めた。

旧12通学区単位で設ける地域協は、昨年6月に上伊那で発足したのを振り出しに現在9地域で立ち上がっている。原山教育長は「上伊那地域がモデルケースになる」と尽力に感謝。再編・整備計画は具体的な校名を入れて、来年3月までに一次分を、再来年3月までに全県分を策定する方針だが、丁寧な説明や地域との対話を大事にしながら進めていくと約束した。

意見提案は、子どもたちの多様なニーズに応える「多様な学びの場」や、これからの時代に即した「新たな学びの場」の配置が軸。校名は挙げていないが、少子化が進む中で一定規模を維持する都市部存立普通校が必要とし、将来を明確にしながら科目を選択する総合学科高校や、専門学科を集めた総合技術高校の設置も「望ましい」とした。中山間地存立校は単独の学校として存続するよう求めた。

来年度予算の編成時期を迎えることを念頭に、杉本会長は「できる部分はすぐにでも着手してほしい」と要望。原悦子委員は「行って学びたいと思える、魅力ある高校が上伊那にできることを期待しています」と語った。

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