2016年2月14日付

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1920年2月14日、第1回東京箱根間往復大学駅伝競走が開催された。現在では箱根駅伝として人気を博し、今年も20校の”激走”が記憶に新しい。96年前の始まりは、優勝した東京高等師範学校(現筑波大)をはじめ明治大、早稲田大、慶應義塾大の4校だけだった▼3月20日に伊那市で開催される「春の高校伊那駅伝」の出場校が決定した。第39回の男子が126チーム、第32回の女子が57チーム、合わせて183チームが早春の伊那路を疾走する。昨年12月に京都で開催された全国高校駅伝競走大会の上位入賞校がずらりと並ぶ▼春の高校伊那駅伝は78年にスタートし、県内高校がレベルアップを図った。男子は88年の第11回から全国規模の大会に発展。女子も同年の第4回で初めて県外強豪校を招待し、全国規模へ成長していった。強豪校に混じって上伊那農業高校など県勢も活躍。佐久長聖高校は2008年の男子第31回で優勝し、その年の全国高校駅伝競走大会優勝へ上り詰めた▼迎える伊那市は、ボランティアが競技運営に協力し、市内小中学校や保育園が1校1チーム応援運動を展開し、味自慢物産展などイベントで歓迎し、沿道で盛大な声援を送る。こうした地元の力が大会、選手の成長へとつながっていく▼日本発祥の駅伝は、世界の「Ekiden」となった。伊那路から箱根へ、そして世界の舞台へ駆け上がる選手の走りに期待する。

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