藤原博士の功績後世に 霧ケ峰でしのぶ会

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霧ケ峰にある藤原咲平博士の記念碑に献花する参列者

霧ケ峰にある藤原咲平博士の記念碑に献花する参列者

「お天気博士」の愛称で親しまれた諏訪市出身の藤原咲平博士(1884~1950年)をしのぶ会が2日、市郊外の霧ケ峰にある記念碑前であった。記念碑保存会の主催で49回目。日本のグライダーの父とも呼ばれた博士の遺徳をしのび、その功績と霧ケ峰の自然環境、歴史文化を後世に引き継ぐことを誓った。

市や市教委、グライダー協会、長野地方気象台、下桑原牧野農協などの関係者約50人が参列した。碑はグライダー滑走路近くにあり、黄菊を献花して手を合わせた。

作家・新田次郎の弟で、博士のおいに当たる藤原光人さん(86)=東京都八王子市=は「おじは愛郷心が強く、特に霧ケ峰は幼少期から好きだった場所」とあいさつ。保存会長の金子ゆかり市長は「郷土の英傑。末永くご遺徳をしのびたい」と述べ、歴代市長が務めてきた市グライダー協会長を自身も引き受けたことを報告した。

博士は角間新田生まれ。1911年に中央気象台(現気象庁)に入り、41年に第5代台長に就いた。32年には霧ケ峰(峯)グライダー研究会を設立。その2年後には国内初の大会を霧ケ峰で開いた。市図書館には記念室を開設している。

保存会では50回の節目を迎える来年、記念講演会を開くことを検討している。

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