運営の悩み解決策探る 諏訪市が初の区長懇談会

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諏訪市は1日夜、市内90区の区長を対象に区の課題を出してもらう初の「区長懇談会」を大和、湯の脇地区を皮切りに始めた。人口減少や少子高齢化に伴う運営上の悩みを把握して区と一緒に解決策を考える目的。区からは役員の人選の苦労や防災時の不安といった声が聞かれた。

市は4月に地域戦略・男女共同参画課を新設し、地域課題に取り組む姿勢を示している。上諏訪地区は人口減少が進み、小規模な区も多いなど地区の実情に沿った対応を検討する。

初回は大和、湯の脇地区の八つの区の区長ら10人と市や市社会福祉協議会職員の12人が参加し、「区の運営」「防災・地域福祉」の観点を中心に意見交換。区役員のなり手不足について、区長の一人は「負担が大きいのも理由ではないか」などと述べた。対策として湯の脇二区は「3年ほど前から会計に女性を登用している」とした。

区の再編について、区側からは「話題に上がるが今までのしがらみがあり、足踏みする。再編ができればいいが、時間は若干かかると思う」。金子ゆかり市長は「現実に合わせて(区の運営を)変える必要はある。市で指導する問題ではないが、女性に協力してもらうとか役員の仕事を見直すとか工夫はできるかもしれない」と語った。

防災面では「消防団員不足でいざというときに助け合える活動ができるか心配」、雪かきに関しては「空き家周辺は不十分になる」との課題が出た。小規模の区の防災への対応について市側は「(区にこだわらず)大きい枠組みで考えることも一つの方策」とした。

市地域戦略・男女共同参画課は「区の課題を庁内で共有したい。すぐに着手できるものはスピーディーに対応したい」と話した。

区長懇談会は28日までに計8回行う。

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