2019年9月22日付

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「ガンダムは好きか」。30年ほど前、海外で出会ったタイ出身の男性から唐突に質問された経験がある。「好き」と答えるやいなや、登場人物や物語への思い入れを喜々として語り出す彼。外国人の”ガンダム愛”に触れることができ、日本人として誇らしく感じた▼1979年の初放映から今年で40周年を迎える「機動戦士ガンダム」。戦場を舞台にした人間ドラマや兵器としてのロボットをリアルに描いた作品として新たなアニメブームをもたらした。その後も続編や関連作品が制作され、アジア圏を中心とした海外でも人気を集めている▼ガンダムと言えばプラモデル。作品とタイアップした玩具メーカーからは「モビルスーツ」と称されるロボットのプラモデルが次々に発売された。アニメ放映時に小学生だった私も玩具店に足しげく通った記憶がある▼プラモデル、ゲーム、関連グッズなど多岐にわたる展開で消費者の心をつかむガンダムビジネス。今や年間約800億円を売り上げる知的財産に成長しているという。海外向けのプラモデル販売も好調といい、日本を代表するコンテンツの一つになりつつある▼来年夏には40周年企画として横浜市の山下ふ頭に実物大の動くガンダムを設置するプロジェクトが進行中だとか。東京五輪の開催期間と重なり、海外からの誘客も期待されている。一ファンのおじさんとして、ぜひ足を運んでみたい。

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