蓼科高原映画祭が開幕 家族テーマに多彩催し

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初日から大勢が来場した映画祭

日本映画界の巨匠、小津安二郎監督(1903~1963年)が晩年の仕事場にした茅野市で開く「第22回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」が21日、新星劇場で開幕した。29日までの9日間、小津監督が一貫して描き続けた「家族」をテーマにした映画の上映やゲストによる舞台トーク、短編映画コンクール、コンサートなど多彩な催しを繰り広げる。

初日は「初恋 お父さん チビがいなくなりました」「旅猫リポート」などを上映。あいにくの雨模様だったが、家族連れら幅広い年代の映画ファンらが来場し、振る舞いのコーヒーやポップコーンを片手に、思い思いに映画の世界に浸った。

オープニングで組織委員長の今井敦茅野市長は「歴史を重ねて認知度も上がり、巣立った監督もいて誇りを感じる。いろいろな映画を楽しんでもらいたい」とあいさつ。実行委員長の宮坂孝雄・ちの観光まちづくり推進機構理事長は「家族愛を見直す機会にしてほしい」と話した。

上映作品は小津監督の「彼岸花」「一人息子」をはじめ、活弁士付き、親子向け、話題作、諏訪エリアロケなど20本(コンク入選作品除く)。新星劇場では27日まで毎日2~4本、メインの28、29日は同劇場と茅野市民館で各日7、8本を上映し、山本富士子さんや倍賞千恵子さんらゲストも迎える。両日は豚汁や天寄せなどのもてなしもある。29日には中井貴恵さんの「音語り」も予定している。

チケットには回数券や全作品鑑賞できるフリーパスもある。問い合わせは実行委事務局の市観光まちづくり推進課(電話0266・72・2101)へ。

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