伊那小3年のモヤシ工場に容器贈る 興亜化成

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興亜化成に提供してもらった発泡スチロールの容器を持ち帰る伊那小3年山組の児童たち

伊那市伊那小学校の3年山組の児童たちが、学校で「大豆もやし」の土栽培に取り組んでいる。家族や地域の人たちに栄養満点のモヤシをたくさん食べてもらおうと、校内に“モヤシ工場”を設けて奮闘中だ。児童の頑張りを地域の企業も応援。発泡スチロール製品製造販売の興亜化成(同市御園)は、栽培用にと、発泡スチロール容器70個をプレゼントした。

畑での野菜作りに並行して、2年次にモヤシの水栽培に取り組んできた児童たち。温度や湿度の管理に苦労した経験を基に、「土でもモヤシが育てられるのではないか」と考え、今年度は「土もやし」の栽培にトライしている。試行錯誤の中で、保温保湿に優れた容器として発泡スチロールの利用を思いつき、同社に手紙を出し、協力をお願いした。

同社が用意したのは幅40センチ、奥行き30センチ、深さ15センチのナメコの出荷箱。児童たちはモヤシ栽培に必要な深さを確保するため、自分たちで2段重ねに加工して使う予定だ。

20日、リヤカー4台を連ねて同社を訪ねた児童たち。応対した同社の中村正治取締役総務部長は「皆さんの熱意に応えて無料で差し上げます。しっかり研究して、立派なモヤシを作ってください」と呼び掛け、用意した容器を提供した。

大きな声で感謝の気持ちを伝えた児童たちは「今まで水で育ててきましたが、うまくいかなくて、今は土で育てています。大量生産を目指しています」と目標を披露。中村取締役に小袋に入れた「大豆もやし」を手渡すと、「きょうは、これだけですが、いっぱいできたら届けにきます」と声をそろえた。

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