2016年07月04日付

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諏訪地方では、まだまだ御柱の話題が続く。地区単位などで行われる小宮祭だ。団地や新しい住宅地でも、立派な神社が建てられて御柱祭も立派に行われる。一方で、歴史が長くても区単位の御柱をやらないという所もある。地域づくりだったり伝統だったりと、祭りのいろいろな面が見られ興味深い▼子どもたちが主役の小宮祭も多く、祭りに行くと、御柱に乗って得意げな顔の小学生を目にする。大人顔負けのスタイルで「大人になったらやってみたい」と、4月、5月に見た御柱祭の様子を熱く語る子もいた▼大人といえば、「御柱の作業につながる」と昔の手仕事を習って、こちらも熱く語る人たちがいる。縄文時代風の小屋作りを、夏のイベントで子どもに教えようという研修会でのこと。習っているのは、縄の結び方だ▼「普段やらないから頭では分かっていても、なかなかうまくできない」。仲間の熟練者の手ほどきを受けながら、縄がぼろぼろになるまで、何度も十字に組んだ柱の固定に挑戦している。仕上がりを手本と比べると、どうも結びが緩い▼左右の手で、押さえながら締めるときの力の入れ具合にこつがいるようだ。「縄の文化の素晴らしさが分かる」「場合によって結び方が違い、知れば知るほど面白い」「早く小屋作りをしたくなる」。先人の残した文化に感激を持って触れると、さらに奥へ奥へと進みたくなる。知るほど面白い。

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