駒ケ根市 杉本市長が引退表明

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市議会9月定例会で今期限りでの引退を表明する杉本幸治市長

駒ケ根市の杉本幸治市長(70)=無所属、上穂町=は26日、市議会9月定例会の閉会あいさつで、任期満了に伴う来年1月19日告示、同26日投開票の市長選に立候補しない考えを正式に表明した。取材に、後継者指名については「考えない」とし、「多くの人が手を挙げて活発な選挙戦になればいい」との考えを示した。

杉本氏は現在3期目。本会議のあいさつで、初当選した2008年の市長選で自身の任期を「最長でも3期12年」とする公約を掲げたことに触れ、「市民との公約は重要で守るべき。現在の任期をもって退任することにした。残る任期をしっかりと務めたい」と述べた。

閉会後の取材陣への取材には、昭和伊南総合病院の経営改善、市内小中学校の耐震化、地域交流センター建設、JR駒ケ根駅前広場整備、財政改革、子育て支援の充実などを実績に挙げ、「公約はおおむね達成することができた」と強調。青年海外協力協会(JOCA)との連携による「生涯活躍のまち」構想や同病院のあり方に関する検討の着手など、「将来の道筋をつけることもできた。自分としてはやり遂げたと思う」と述べた。

退任後の市政運営には、指針となる第4次総合計画後期基本計画(2019~23年度)に基づく取り組みが今年度から始まったことから、「行政の継続性は大切にしてもらいたい」と要望。一方で「(新市長が)やりたいことに取り組むことが、まちの活性化につながる」と話した。

杉本市長の任期は来年1月28日まで。現職の引退表明を受け、市長選の候補擁立に向けた動きが活発化する可能性がある。これまでに新人で元共同通信社論説委員の伊藤祐三氏(58)=無所属、福岡=が出馬を表明しているほか、元市議が立候補を検討している。

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