イチゴ「恋姫」ラッピング 伊那バス

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伊那バスが運行を始めた夏秋イチゴ「恋姫」のラッピングバス

伊那バス(伊那市)は28日、高速バス伊那・飯田―新宿線で、信州大学農学部(南箕輪村)が開発した夏秋イチゴ「恋姫」をあしらったラッピングバスの運行を始めた。同社創業100周年記念事業の一環。赤色を基調に、「恋姫」を大胆に配したインパクトのあるデザインで、地域の新たな特産品として広くPRしていく。

「恋姫」は国内の生産量が減少する夏から秋にかけて収獲できるイチゴとして開発され、2011年に品種登録された。夏に採れるイチゴとしては糖度が高く、香りや色、形が良く、断面が赤く美しいといった特長がある。都内のレストランや高級フルーツ店、ホテルなどで取り扱われ、好評という。

同社は創業100周年に向けて元気な地域づくりに貢献していこうと、15年にアグリ事業部を立ち上げ、「恋姫」の生産・販売に参入。現在、同市西箕輪のハウス8棟で約1万2000株を栽培しているという。

ラッピングバスのデザインは伊那市の友好都市でもある新宿区にキャンパスを置く宝塚大学東京メディア芸術学部に依頼。実際の写真を加工しイラスト化した「恋姫」をバス全体に大胆に配し、質感やみずみずしさを表現。「恋姫」の特長の一つである断面もデザインに取り入れ、遊び心を演出した。

この日は同市西町の伊那バス本社で出発式が開かれ、同大関係者も出席して運行開始を祝った。藤澤洋二社長は創業100周年への感謝を込めながら「これからもおいしいイチゴを栽培・販売するとともに、安全・安心で快適なバスの運行を行っていく」と決意を述べた。

「恋姫」のラッピングバスは1日1往復運行。同社の青木一徳アグリ事業部長は「来年には東京五輪・パラリンピックが開催される。伊那で生まれた『恋姫』を東京、世界へ発信していきたい」と改めて力を込めた。

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