小津監督を慕うゲスト集う 蓼科高原映画祭

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映画祭記念セレモニーで、第22回の開催を祝う関係者ら

茅野市内で開催中の第22回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭(21~29日、同実行委員会主催)の記念セレモニーは28日、茅野市民館で行われた。小津家や松竹関係者、映画監督や俳優ら、小津監督を慕う多くのゲストが駆け付け、小津監督をしのびつつ、映像文化と映画祭のさらなる発展を願った。

ゲストを代表し、松竹の大角正常務取締役映像本部長は「長年映画祭が続けてこられたのは市民の温かな支援のたまもの」と感謝。「世界に評価されている小津映画は、蓼科で脚本が練られて作られている。小津映画にとって蓼科は原点で、多くの人に評価される今の良い映画祭をこれからも続けていってほしい」と話した。

セレモニーに引き続き、短編映画コンクールの表彰式が行われた。今年は全国から106作品が寄せられ、グランプリには、銭湯の騒がし一日を描いた飯野歩さん(47)=千葉県市川市=の「位置について、」が受賞。飯野さんはPVカメラマンとして働きながら数多くの自主製作映画を作っており、受賞を受け「うれしすぎて舞い上がってしまった。これからも作品を作り続けたい」と語った。

この日は市民館と新星劇場で7作品を上映。山本富士子さんや上田慎一郎監督のゲストトーク、サイトウ・メモリアルアンサンブルによるコンサートも行われた。市民館中庭にはシネマカフェが開設され、来場者をもてなした。

映画祭最終日の29日は、市民館と新星劇場で合わせて8作品を上映するほか、倍賞千恵子さんや小松利昌さん、信友直子監督らのゲストトーク、中井貴恵さんの「音語り」などが行われ、9日間におよんだ映画祭が閉幕する。

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