受け継がれる「恩返し」 金沢小でコンサート

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地区内を中心に子どもからお年寄りまで200人余りが聴き入った「おむすびコンサート」

松本市を拠点とする中高生ジャズバンド「ザ・ビッグバンド・オブ・ミュージックトイズ」が出演する「第6回おむすびコンサート」(実行委員会主催、長野日報社など後援)が29日、茅野市金沢小学校体育館であった。2014年2月の豪雪時に、メンバーが遠征に向かっていたバスが国道20号の同地区で立ち往生し、住民からおむすびなどの差し入れを受けた「恩返し」として始まった。地域の子どもからお年寄りまで約200人が来場し、軽快なジャズサウンドに聴き入った。

当時バスに乗っていたメンバーは全員卒業したが、感謝の気持ちは受け継がれ、今年は中学3年~高校3年のメンバー25人をはじめ、中学2年~小学5年までのキッズ15人も出演した。共に茅野市金沢在住で、おむすびコンサートを聴いて、仲間入りした青木咲良さん(富士見高3年)と増田陽菜さん(岡谷南高2年)の姿もあった。

2部構成で「酒とバラの日々」「ジャスト・フレンズ」「スイングしなけりゃ意味ないね」のほか、知っている曲も聴きたい―という昨年の来場者のアンケートに応えて「上を向いて歩こう」「お嫁においで」「ハナミズキ」など約15曲を演奏。会場からは自然と手拍子が沸き、体でリズムを取ったりしながら楽しんでいた。金沢小音楽クラブの澄み切った歌声や信州玉川太鼓による迫力ある演奏、フリーマーケットもあった。

バンドマスターで高校2年の西ケイカさん=塩尻市=は「姉がOBで、温かいもてなしがとてもうれしく忘れられないと言っていた。金沢との絆をこれからも大事にしていきたい」と話していた。

あいさつで、武居義幸実行委員長は「皆さんの協力でこれからも長くコンサートを続けたい」、来賓の今井敦市長は「お互いの優しさと優しさが一緒になりさらに絆が深まることを願う」と述べた。

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