茅野市宮川社協の買い物バス 金沢へ延長運行

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茅野市の宮川地区社会福祉協議会(矢花三男会長)が運営する買い物無料送迎バス「すまいる号」が5日から、新たに金沢地区内を検証運行(期間限定)する。隣接する両地区で協力し合い、今後の買い物バスのあり方を模索したい考えだ。

すまいる号は2014年から試験運行を実施し、15年から本格実施。対象は自宅に車を運転する人がいない65歳以上の人または車椅子を利用しない障がい者。毎週、月曜(丸山線)と火曜(新井線)に地区内と地元ショッピングセンター「メリーパーク」を往復運行している。

運賃は「無料」とし、バスの運行料金はメリーパークの各専門店、隣接するデリシア宮川店、ケーヨーデイツー茅野店の計13店舗が負担。買い物だけで利益を得ることは難しいが、メリーパークを運営するマルエー企画の杉本浩美社長(53)は「開店から30年を経て地域への恩返しの思いで引き受けた。店内でお客さんの笑顔を見るとやってよかったと思う」と話す。バス運行を担う茅野バス観光(同市宮川)の小池源一社長(62)も「毎回約20人が利用しており貸し切りバス事業としての可能性がある」と前向きだ。

金沢地区への運行は毎月第1(地区内南側)、第3(同北側)火曜日。宮川地区の利用客をメリーパークで下ろした後に金沢地区を巡る。いずれもメリーパークに午前11時12分着、午後1時10分発。

金沢地区は2013年に地区内に唯一あったスーパーが閉店。先進事例の宮川地区を参考にお年寄りの買い物支援のあり方を模索してきた。10月開始の市路線バス再編案で、地区内を生活路線便が週3回運行することが決まり、お年寄りの買い物手段に一定の見通しが立った。すまいる号(金沢地区では来年2月までの検証運行)の利用は「バスでの買い物にまずは慣れてもらう」場と捉え、65歳以上の人に積極的な利用を呼び掛けている。

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